上級救命講習会が行われました
2013/04/20アルプスぼうけん組楽部のガイドは、毎年
消防署による上級救命講習を受けています
昨日と、今日、講習会が飯田消防署で行われました
何か起こった時や、そういう現場に遭遇したとき
すぐに対応できるよう毎年受講していますが
とっさのときはなかなかベストには動けないものだが
よりベターに動けるように訓練受けておくことは
ガイドにとって大切なこと
前半は、DVDやテキストを見たりしての学習
午後からは、実際に行います
三角巾の使い方や
担架の作り方など実際に一人ひとりやってみます
今回は特別救急車の中を見せてもらい
中に実際にどんなものがあるのか説明を受けました
この救急車 いくらだと思いますか!?
3000万~4000万円だそうです
まあ、命はお金には代えられないですからね
この講習のメインは
意識がない呼吸をしていない人が
倒れていたらどう対応したらいいか
救急車が来るまでにできることは何か
AEDの使い方などCPRの一次救命処置を学びます
心臓が止まる、呼吸が止まると
酸素を含んだ血液が脳にまわらず
脳細胞が死んでしまうことが一番危険で
とにかくすぐに胸骨圧迫を行うことが求められます
今年からガイドラインが変わり
昨年まで人工呼吸を先に行っていましたが
今年からは真っ先に胸骨圧迫を
4分心臓が止まった状態で蘇生する確率は50%
5分で25%
とにかく迅速な対応が大切です
のどに物が詰まった時の対応も習いました
腹部突き上げ法を実践するカイマンとQボー(矢島君)
朝から晩まで一日の講習でしたが
あっという間でした
こういった講習は何度受けてもいいものだと思います
いざという時のためにの心構えと準備は不可欠です
お客様の命を預かる
アルプスぼうけん組楽部のアウトドアガイドとして
気持ちを新たにした講習会でした