旬の鍋で新年会
2012/02/10
今宵はアルプスぼうけん組楽部の新年会
日頃お世話になっているガイドたちが集結
今回の会のテーマは旬の鍋
今、アルプスぼうけん組楽部にはラッキーなことに
皆が「マスター」と呼ぶ二村さんが居候している
何がラッキーかって!?
彼は料理人なのである
日本料理にたけたマスター
今回はマスターに旬の鍋を作ってもらおう
ということになり
旬の鍋といえば・・・
あんこう鍋!
普通料理屋で食べれば
一人5000円はするあんこう鍋を
なんと参加費1000円で食せちゃう
何ともありがたい新年会
見よ!
プルプルコラーゲンたっぷり!
あんこうたっぷり!
これが絶品!おいしい!
体に染み渡るうまみ
みんなの箸は止まらない
もちろんお酒も止まらない
今回のお酒は
「松乃寿司」
昨年ラフティングをしてくれ
お礼に送ってくれたお酒がこれ
冷でクイっと
キレのあるおいしい酒
鍋もお酒も進むと
BOSSが語り始める
今日、マスターは朝8時から準備をしてくれ・・・
キロうん千円するこのあんこう、
最初はこんなにまるまるでっかい魚だったんだが
中に何が入っていたと思う・・・
ということで時間はさかのぼり
あんこう鍋の解体ショーをご覧あれ
今回の主役 マスター
かっこいい帽子が似合うダンディ
さてもう一つの主役あんこうさんを見ると
んっ! これは舌!?
このあんこうさんべろをだしている!?
なんとカレイを銜えていた!
カレイを銜えた状態で
このあんこうはキロうん千円なのだ
よく見ると頭に
白いちょうちん!?
解体開始
おなかをさきます
水袋(胃袋)
そして、キモ(肝)
んっ!水袋に何か入っている!?
なんとまたもや魚が・・
消化していたため正体不明だが
結構大きな魚である
丸呑みだ
あんこうの胃袋には
丸呑みした魚が逃げられないように
入り口と出口に歯のようなものがついいている
それにしても
この丸呑み魚をくわえて
キロうん千円である
あんこうは何でも丸呑みしてしまうため
中には石が入っているものがあるという
また
わざと水を飲ませ胃袋を膨らませ
目方を増やして売る
とんでもない業者もいるという
ただでさえ高い魚なのだが・・・
何が入っているか見極めながら買わなければならない
奥の深い深海魚だ
七つ道具といわれるさばき分けていきます
手際よくさばいていくマスター
通常、あんこうは吊るし切り(皮をはぎやすい)にするのだが
プルプルでうまい皮をみんなに食べさせたいという
マスターの心意気で
吊るさず、まな板上で
皮を台身(身の部分)につけてぶつ切りに
そして最後のひと手間
霜降り
お湯に通して水にさらして
臭みや汚れを念入りにとります
手間と愛情がこの鍋にはあふれてます
から揚げも作ってくれました
外はパリッと、中はジューシー
二度揚げするのがポイントだとマスターはいいます
これまた手間と愛情です
あんこう鍋
〆はぞうすい
体いっぱいに味がしみわたっていきます
心も体もポカポカの新年会でした
いただきました
ありがとうございました